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キャストコメント

眞一郎と乃絵、比呂美の三角関係も一応の決着がつき、残り後1話となった「true tears」。その最終回アフレコが、都内のスタジオで行なわれた。繊細な感情表現をするために、毎回全力投球だった声優さんたちだが、それだけに思い入れも強かったようで、取材陣に熱のこもったコメントを寄せてくれた。

コメント掲載キャスト一覧(敬称略)
仲上 眞一郎 役/石井真 :  石動 乃絵 役/高垣彩陽 :  湯浅 比呂美 役/名塚佳織 :  安藤 愛子 役/井口裕香 :  野伏 三代吉 役/吉野裕行 :  石動 純 役/増田裕生 :  黒部 朋与 役/渡辺智美 :  眞一郎の父 役/藤原啓治 :  眞一郎の母 役/高橋理恵子 :  酒蔵の少年 役/土倉有貴

Q1. 最終話の収録を終えての感想をお教えください。

石井真:
ストーリーも取り組んできた期間も充実していたんですが、やっぱり13話はあっという間ですね、名残り惜しいです。僕に色んな課題を残してくれた作品でした。

高垣彩陽:
終わってしまったのは、とてもとても寂しいのですが、なんだか不思議と爽やかで優しい気持ちです。最終話という緊張感もあって、最初は色々と力が入ってしまっていたのですが、最後まで乃絵らしく、きちんと想いをつづりたいと思い、がんばりました。
常に乃絵の心に近くありたいと思い向かっていたので、全話を通して色々な感情を共にしてきたことで、こんな気持ちになれたのかもしれません。彼女と一緒に私も少しでも成長できていたら嬉しいです。終わった後は声も出ないくらい胸がいっぱいでした。
この作品に関わらせていただけて、愛しいキャラクターに出会えて、幸せです。この作品で学んだ事、乃絵から教えてもらったことを、大切にしていきたいです。

名塚佳織:
水面下では色々とありましたが、ある意味、静かに始まり静かに終わりました。三角関係で始まった以上、ハッピーエンドはないなーとは思っていたのですが、最後の最後まで『true tears』らしくて私は好きです。

井口裕香:
あっという間でした。いやです… 終わりたくないです… 淋しいです…。

吉野裕行:
最後まで優しい作品でした。キャラクター達が己の進むべき道をしっかり見つけて、進んでいってくれてホッとしました。

増田裕生:
この作品は、細かい芝居が要求され、考えることがとても多いものだったので、今は「山を登りきったぜぃ。」という気持ちが大半です。
今後、視聴者の皆様からのご意見をいただいて『true tears』という作品に携わったという実感になっていくのだと思います。

渡辺智美:
全13話はあっという間で、もう終わり?という感じです。朋与ちゃんをとても楽しく演じさせていただいたので、お別れがとてもさびしいです。

藤原啓治:
終わるの勿体無いけど、ちゃんと完結してるしなー。仕方無いですよね。

高橋理恵子:
正々堂々と直球を投げた上質の青春物語。かなり格好良いと思います。

土倉有貴:
毎週台本をいただく度にワクワクしてましたが、もう来週の台本をいただけないと思うと寂しいかぎりです。

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Q2. これから本編最終話をご覧になる視聴者の皆様へ、メッセージをお願いします。

石井真: ここまで『true tears』を応援してくださった皆さん、ありがとうございます。静かながらも怒涛の展開で最終話まで駆け抜けてまいりましたが、最後にはどんな涙が零れるのか、どうか見守っていてください。

高垣彩陽: 最終話をご覧になられた皆様お一人お一人に、何を感じていただけるのかは分かりませんが、私は素敵だと感じるラストでした。
あまり詳しくお話すると、ネタバレになってしまうので、できませんが、美しく繊細に描かれている絵や心情から、ひとことでは現せない人間のリアルな感情、そして一人一人の想いを感じていただけるのではないかと思います。私にとって乃絵は愛しくてたまらない存在で、この作品は大好きな大切な作品です。皆様にとっても、何か心に残していただけるような出会いであることを心から祈ります。全編通して最後まで是非、真心でご覧ください!!

名塚佳織: みなさんが納得いくか、いかないかは分かりませんが、本作らしいラストだと思います。泣くもよし、笑うもよし、強くなるもよし、お好きなように見て下さい。

井口裕香: 「真実のナミダ」とは何なのか。みんなの心の震え、動きをみて下さい。…これ以上は言いません!

吉野裕行: モヤモヤしてたりもしました。キュンキュンすることもありました。最終話も今までのモヤモヤ、ドキドキ、キュンキュン etc 全部ひっくるめて安心して見届けてください!

増田裕生: こういう作品はなかなか生まれてこないものだと思います。最終話楽しみにしていて下さい。我々役者勢はできる限りの芝居をしました。(はずです。)心に残るものに仕上がっていると思います。そして、全話通して見たこの作品の「余韻」を楽しんでくださいませ。

渡辺智美: 決断するって、とても大変な事だと思います。最終話、主人公たちがする決断をみんなであたたかく見守って下さい。

藤原啓治: どのキャラクターの目線で物語を観るかで、感想は随分と違ったものになるでしょうね。実は自分自身、あるキャラクターと重ね合わせていたので…。ちょっと複雑ですな〜。

高橋理恵子: 10代の悩みも大人の悩みも重さは同じ。いつだって今が大切。無心で見て下さい!今の悩みに答えが出ます。

土倉有貴: 絵本の世界へ行ってしまう眞一郎…。はたして仲上酒造は誰が継ぐのか…。

キャストの皆さんのコメントから、切なくも素敵な展開が待っているだろうことがうかがえる最終回。眞一郎と乃絵の関係はどうなるのか、そして「真実の涙」とは一体!? それは皆さんの自身で確かめて欲しい。
次回は、本人に悪気はなかったものの、結果的に乃絵や比呂美、愛子を泣かせてしまった眞一郎に対する声優さんたちの心温まる(?)ひとことをお送りするぞ。また、これまでの収録や作品に対する思い出、スタッフへのリクエスト(?)も掲載するのでお楽しみに!

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